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  • ライブラリを使わないファイル管理
 
 アニメのように、タイトル毎にフォルダを作って放り込めばいいものと違って、映画は公開年で探したり、監督で分類しておきたいということも出てくる。それは、ファイルが増えるごとに大変さが増していくわけで、その辺を楽に半自動的に行ってくれるのが、ライブラリ機能。だが、KODI 付属の機能が気に入らないという人も中にはいるかもしれないので、自前で管理するやり方を紹介しておく。

 実際にファイルが格納されているフォルダとは別に、必要な分類のディレクトリ構造を自前で作って参照させる。以下、具体例。3タイトルの動画ファイルがあるのは、「\_movies\字幕\」の中とする。.mkv が動画本体、.tbn がサムネイル、.srt が字幕ファイル。ファイル名は、「公開年, タイトル」形式に。これは、ファイル選択時に、簡単に古い順に並ばせるため。

①「\_symlink」以下に、分類に必要な"空のディレクトリ"を作成

②ディレクトリの中に、"動画の参照ファイル"を作成

③見出しとなるディレクトリをソースに追加
 KODI に限らず、フォルダでキッチリ管理する珍しくも無いやり方だが、普通と違うのは、実ファイルではなく、シンボリックリンクという参照ファイルを使う点。何それ、という人は各自調べてもらえばいいが、簡単に言えば、中身は無いが、参照元ファイルと同じ扱いをされるファイル。Vista以降でサポートされたWindowsのファイルリンクの機能。イメージとしては、実フォルダに、ショートカットだけが並んでいるような状態。

 シンボリックリンクは、エクスプローラ上では、リンク・ファイルだが、KODI などの一般アプリから見れば、参照元のファイルと同じものとして認識される。参照パスが示されているだけのショートカットとは、全くの別物。

 通常、このリンクは、コンソールからしか作成できないが、面倒なので、エクスプローラのシェルに統合されたメニューを出してくれるソフトをインストールして使う。エクスプローラ間の右ドロップで、簡単にシンボリックリンクの作成が出来るようになる。


 ネットワーク越しのシンボリックリンクは、コンソールから
 >fsutil behavior set symlinkevaluation r2l:1
として、リモート側からのリンクも有効になるよう設定しておく。
 >fsutil behavior query symlinkevaluation
で、状態確認。



 で、実際に手動であれこれ設定しても、ファイル構成が変わったり何だりすると、訳が分からなくなる。そこで、某映画サイトのデータを使って自動で振り分けることにする。
 ① 動画ファイル名を元に、
 ② ジャンルや人名を取得(Webスクレイピング)して、
 ③ 分類のフォルダを実際につくって、
 ④ その中にシンボリックリンクを入れる。
 要は、大量の MKLINK コマンドを吐き出させる。HTML の取得が組めれば、なんとかなるはず。詳しくない人は、「Webスクレイピング」で検索すればやり方は分ると思う。利用サイトに負荷をかけるようなことは厳禁。
 リンクをつくるのは、動画本体と、サムネイルだけ。字幕は、KODI 側でディレクトリ指定しておけば固定されるから不要。データの取得にしばらく時間をかけた後、シンボリックリンクの作成自体は、あっという間(ただの、コマンドだし)。取得したデータをデータベース化すれば、再構築する場合も変更分だけで済む。単純作業は、コンピュータにさせるのが正解。

 リンクの代わりに、nfo ファイルを作れば、KODI側のライブラリが使えるようになる。
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